制作部の滝田礼那(たきた)です。
日芸 演劇学科 企画制作コースに在籍しています。
今回は制作部が担当した〔フライヤーの制作過程〕をレポートします。
オープン会議
制作部は5月〜7月の毎週日曜日に制作会議を行ってきました。会議はカンパニーメンバー全員に開かれ、参加者それぞれの立ち位置からの意見が交わされました。
オープン会議の様子。撮影:滝田礼那(制作部)
フライヤー制作
6月中旬から取りかかり、デザインは加藤玲さん(シラカン)にお願いしました。
制作部のコンセプト文から要素や思いを汲んでくださり、私たちだけでは辿り着けないデザインをご提案いただきました。
検討を重ねる中で、演出家の西さんとアドヴァイザーの先生方がチャットし、アイデアが形になっていく瞬間を目の当たりにしました。
フライヤー1稿。撮影:安藤保佳(制作部)
憲法があるから存在しているモノやコトがある、それに目を向けるきっかけとなる公演にしたいという思いが込められています。
「劇場、音楽堂等の活性化に関する法律」〈世界への窓〉
条文(文化庁)
→https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunka_gyosei/shokan_horei/geijutsu_bunka/gekijo_ongakudo/gaiyo.html
私はこの法律の条文の中の〈世界への窓〉という言葉が好きです。国際化が進む中での劇場、音楽堂等に求められる在り方を表しています。
この'' 世界 ''の部分には'' 社会 ''も当てはめられ、演劇は〈社会への窓〉、社会を見るためのフレームだと思っています。
様々なカラーとバージョンを検討。
撮影:安藤保佳(制作部)
演劇というフィクションで、現実を見つめる。
窓の先に広がる世界をご覧ください!
フライヤー表
四角い窓の大きさにも注目!
フライヤーを空にかざすのがオススメです。
Let's chat !!
滝田礼那
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