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執筆者の写真newcom 2021

制作:滝田〔企て、制する〕

更新日:2021年8月24日

2回目のレポートとなります、制作の滝田礼那です(日芸 演劇学科 企画制作コース4年)。今回は、最近感じていることをレポートします。


小さく生んで大きく育てる

これは私のゼミの先生の言葉で、先日これを実感する出来事がありました。


稽古場レポートの目的

「役割の異なる人たちが互いの作業に思いを馳せ、リスペクトを持って接することができる。」これが、私の思う良い稽古場です。


稽古場レポートはキャストとスタッフ、それぞれがどのようなことを感じて創作に取り組んでいるのかを共有するために企画しました。


良い稽古場にしていくための助けになればと思っていましたが、本当にカンパニーのためになるのか不安になったことがありました。


それをキャストに相談すると「私たちが盛り上げるから大丈夫!」と言ってくれ、この時に、企画という物は最小限で生んで、多くの人を巻き込んで大きくしていくのだなと気づかされました。


わたしたちのためのレポートが、この公演に興味を持ってくださった方に何か伝えるものがあればと思い、日々更新しています。



ひとりでは見れない景色

演大連は、これまで経験したことのない大きな公演です。この規模でないとできない体験ばかりさせてもらっています。


制作部としては5月からの制作会議で準備してきたことが、ようやく実ってきたような感覚です。制作は私を含めて3人で担当しており、最近はそれぞれの得意なことが分かってきて、チーム作業ができるようになっています。

稽古見学をしながら作業する滝田。

撮影:安藤保佳(制作)



今週から劇場入りに向けての準備を始めます。

ロビー運営を担当する制作は責任重大です。一番お客様に近い場所は、公演の印象を大きく左右してしまう可能性があるからです。公演の追い風となれるように取り組みます。


上演に向かって走る意味を考えさせられる毎日ですが、感染症対策を万全にし、粛々と稽古を進めて参ります。


滝田礼那

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