トラックへの美術の詰め込みが終了し、いよいよ劇場入りです。
日本大学藝術学部三年、美術スタッフの畠山日向(はたけやま-ひゅうが)です。
製作中の畠山。撮影:安藤保佳(制作)
これまで、実習などでは専ら大道具を選択していたのですが、演大連での活動を通して初めて小道具の製作を担当しました。そこで気付いた大道具との最大の違いは、台本や演出の変更に伴って、追加・削減されるものが生じるということです。
稽古を重ねる度に変更点は出てくるものなので、演出家の方と頻繁に報連相をすることが大切であると感じました。
また「小道具」には、持ち道具の他にも衣裳の装飾品なども含まれるため、木工と裁縫の両方の技術が必要だと感じました。
小道具チーム。撮影:安藤保佳(制作)
どうしても手の回らない細かな作業は、キャストの方々に協力していただくなどして、何とか終わらせることが出来ました。お手伝いいただき、ありがとうございました。
鑑賞の際には是非、小道具にも注目してみてください。
畠山日向
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