みなさま、こんにちは。日本大学芸術学部演劇学科卒業生の高橋星音(せいね)です。
2回目の稽古場レポートです。今回は作品の内容についてお話をしたいです。
台本を頂き、初めて読んだときは、わかるけれど、わからなくて、むずむずしておりました。しかし、台本とのお付き合いが長くなるほど、ようやく、いろいろなことが見え始めてきました。そのことが楽しくて嬉しくて凄くて、西さん(脚色、演出家)の脳内はどうなっているのか不思議です。それでも、まだまだわかっていなくて、周りの方とのお話する度に新しい発見があり、「みんなすごいな」とぽわーっとしてしまいます。
もっともっとお稽古したくてたまらない毎日です。自分が2人いれば、西さんのお稽古にも自主稽古にも参加できるのに。
もっとお稽古がしたい欲から、お稽古の進め方について、ひとつ提案をしてみようかなと考えた日がありました。しかし、そもそもお芝居を作るって、それでいいのかな。それだと負担になってしまう方が出てきてしまうのでは。と悩み始めて、現在進行形で迷走しております。また、今、私がこの作品とは別に行っている活動に関しても、作中の言葉が頭をよぎり、これでよいのかしらと不安になることもあります。
写真、一番右が高橋。撮影:安藤保佳(制作)
よりよい作品にするために、台詞が変わったり、減ったり、増えたりしていて、ちょっぴり寂しかったり、納得したり、毎回ぐわんと動かされる言葉があったり、その中の言葉もなくなっていたり。お客さまにどこまで届けられるか、受け取っていただけるか。
それから、私が一番最初に登場するときのお衣裳。サンリオキャラクターのキティちゃんを沸騰させる色合いがまた私の好みで、私の心をつかんで離さないのです。他のお衣裳もすごく素敵なのです。お衣裳展を開催したいです。そして、はやく着てお稽古がしたいです。
舞台美術も音響も照明もパンフレットも………どれもこれも素敵で、はやく出会いたくて、わくわくな毎日です。明日もお稽古、宜しくお願いいたします。
高橋星音
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